鼻中隔湾曲手術ということになると、
鼻中隔軟骨に対して、
①彎曲部分を削るのでしょうか、すると薄くなります。
②除去してしまうのでしょうか、
すると当該部分の左右の仕切りは軟骨無しとなります(粘膜だけとなります)。
篩骨垂直版や鋤骨に対しては、それらが曲がっていた場合、何かおこなうことありますか。
こちらは『硬骨』だと思います。
③削るのでしょうか。すると薄くなります。
④その部分を除去するでしょうか。
すると当該部分の左右の仕切りは骨はないことになります(粘膜だけとなります)。
鼻中隔湾曲は鼻の中の中心にある隔膜が湾曲する症状です。
原因はたいていは食いしばりや歯列接触症などで上顎の骨が矮小化することで発生します。
噛む筋肉によって常に無理な力が加えられ続けて骨格が変形し、必要なスペースが不足して中身を無理矢理詰め込むために湾曲するのが鼻中隔です。
ついでに言えば歯列の異常と下顎の矮小化と耳にも異常が出る場合が多い。
どの程度の症状であるかで周囲の形が違いますから、どこがどの程度どのように変形しているかは断層写真を撮ってみないと分かりません。
周囲の骨も変形している可能性があります。
全体のバランスの問題になってくるので正常な状態の骨格図を参考に出来ない部分もあると思って下さい。
有難うございます。
正面からみた断面図で見ると、上部は篩骨で、真ん中の一部が鼻中隔軟骨で、、、、という風に見えますが、正常な状態の骨格図は必ずしも参考にならないということですね。すべて、硬骨(篩骨と鋤骨)という場合もあるかもしれないですね。